宮坂について
宮坂への講師等のご依頼、履歴、連絡先などの情報をまとめてあります。
略歴
1965年長野県松本市生まれ。松本県ヶ丘高校卒業、早稲田大学・教育学部理学科生物学専修卒業、大阪大学・大学院医学研究科修士課程修了、東京大学・大学院医学系研究科博士課程単位取得、博士(医学、東大)。専門は生命倫理、医療倫理など。現在、新潟大学大学院保健学研究科(新潟大学医学部保健学科)教授。
業績
学術論文
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Google Scholar書籍
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講師のご依頼
宮坂研究室では、本務に支障のない範囲で、学会・研究会・研修会等の講師をお引き受けしています。医療従事者にとっての臨床での倫理的課題への取り組み方、研究についての倫理的配慮の具体的な方法などについてです。連絡先は、本ページの一番下に記載があります。
事務手続き
所属先の国立大学法人新潟大学で許諾を得る必要があるため、以下の2通の文書を作成、送付してください。できれば、講演会の2週間前までにお願いいたします。いずれの文書とも、文書を出す方は、「主催団体の代表者」で「公印」を押印することとされています。ただし、そのような組織上の取り決めがない場合(市民サークルなど)には、担当者の個人名・個人印でも結構です。
1. 講師派遣の依頼状
宛名:新潟大学医歯学系長(個人名を入れる場合は、人事異動等がありますので、大学のホームページなどで最新の情報を確認してください。)
書式:特に定められていませんが、以下の項目を記載してください。
・宮坂道夫を講師として派遣願いたい旨の文章
・講演会の概要(講演会の名称、日時、場所、対象、内容〔趣旨や演題など〕)
・謝礼の有無(有の場合は金額)
2. 講師の依頼状
宛名:宮坂道夫
書式:特に定められていませんが、以下の項目を記載してください。
・講師を依頼したい旨の文章
・講演会の概要(講演会の名称、日時、場所、対象、内容〔趣旨や演題など〕)
・謝礼の有無(有の場合は金額)
自己紹介
高校を出るころ、自分の進んでいくかもしれない道は、哲学、生物学、美術の三つでした。どの道に進むことになっても、「生とは何か?」、「生命とは何か?」が、自分にとってつねに変わらぬ問いだったと思います。結局私はその問いを哲学ではなく、生物学、なかでも分子生物学に求め、大学院の途中まで過ごしました。その後、哲学(あるいは、より広範囲の人文・社会科学)の観点からこの問いかけを続けたいと考え、「生命倫理学」に出会いました。
生命倫理学は学際的な学問なので、哲学、医学、法学、社会学等々、様々な領域の知識や方法論を活用することが必要です。そういう学際的な勉強は、結局のところ「個人的にする」(自分一人でするか、あるいは学際的な関心とマインドを持った数少ない人と一緒に勉強する)しかなかったと思っています。日本の学問は今でも「縦割り」式で、学者の慣習が大きく違っていたりします。その違いに戸惑ったり、笑ってしまったりしながら、ここまでやってきたのですが、なかなか面白い経験でした。